小西健滋が巨大GTをキャッチ!
 

5月29日カーペンター工房の小西健滋が55キロのGTをキャッチした。今までの自己記録は昨年釣った52キロだから3キロ更新である。小さい体を全身使ったファイトは多くのアングラーの良いお手本になる。そのうえ、控えめな報告をする男でもある。15年くらい見ているが、自分が釣った魚のサイズをいつも実際より小さめに判定することが多い。自分に厳しく、大げさな話は絶対にしない。そんな男だからこそ素晴らしいルアー、ロッドが作れるのだ。多くのアングラーが小西と一度接触するとファンになるのもうなづける。良いルアー作りは正確な現場でのデータが基本となる。今やカーペンターのGTルアー、GTロッドは世界一と言っても誰も疑わない。

今回は小西が信頼する福井健三郎の船に乗ってキャッチした。この船でルアーのテストを繰り返し、歴史に残るルアーを数多く作ってきた。福井も世界一のGTアングラーである(IGFA世界記録GTの部で4部門記録保持者)。操船、ポイントの見極め、どれをとっても最高レベルだ。もちろん検量も正確な事は福井の船に乗った者なら誰もが知っている。福井も3月下旬に50ポンドラインで56キロをキャッチしている。

今回は船を波のないところまで移動して検量した。移動中は口から海水をポンプで送り続ける。波のないところでより正確に計ってリリースした。現認者は7名。

船上実測55キロ、全長155センチ、叉長147センチ!


【データ】

釣行日:5月29日
場所:トカラ列島
船:ビッグディッパー
ロッド:CV79/40RF
ライン:PE6号
リ−ダ−:ナイロン100Lb
ルアー:GT-γ250g クマノミ
ファイティングタイム:5分半

グルーパーボーイズ所属

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