日本列島マグロフィーバー!!!

クロマグロの快進撃は日本列島を包んでしまうほどである。6月中旬から7月上旬にかけてクロマグロのビッグニュースが各地から続々と飛び込んできた。


※フックの掛かり場所を書いたのは、掛かった場所でファイトが大きく違ってくるからである。口の中に掛かって大量に血が出たマグロはファイティングタイムがぐんと短くなる傾向だ。尻尾に掛かったときなども途中から一気にパワーダウンする。酸素を口から取り込めなくなり酸欠になる。マグロの大量出血、酸欠はアングラーを有利にする。
また漁師さんの話では「夏のマグロはよく引く」らしい。水温が上がり筋肉などが活発になるのだろう。
6月28日の水温は九州の七里が曽根が23度。青森の小泊沖は20度である。

口元に掛かった大型のマグロは途中から大きな円を描いて回りだす。そうなると張り付いたように浮いてこない。ニュージーランドのキャプテンも同じとこを言っていた。ファイティングタイムはときに10時間以上にもなる。マグロはとにかくタフである。

まずは富山の松下君である。対馬の春漁丸で85キロをキャッチ!



タックル

ロッド:カーペンター大間92
リール:ソルティガ6000
ライン:よつあみ ウルトラキャストマン PE6号
リーダー:ナイロン140ポンド
ルアー:ダイワ ドラドペンシル18S  バランスチューニング仕様
ボウズリング380lb使用

ファイトタイム40分弱(交代なし) 公表85kg 170cm

釣った日:6月20日

船:春漁丸

フックは1本が口の中で大量に血が出た。


本人コメント

富山の松下です。


今回七里ヶ曽根の鮪に初挑戦し運良く鮪をキャッチできました。 そして運悪く僕のルアーを咥えた鮪さん有難うございました(笑)
6月18日から21日の4日間の釣行だったのですが4日間海に出ることができたし、大きな鮪が入ってきていたことが本当にラッキーでした。なかには推定150Kgぐらいの魚も船の横を泳いでいましたよ。
春漁丸の春田さん、J.I.Gの池さん、京都の学さん、富山から一緒に行った小川さんご指導有難うございました。素晴らしい魚に出会わせてくれた人に感謝すると共に、七里の素敵な海にも感謝しています。

あっぱれアングラーズの小川君に無理やり連れてこられたとか。


※あっぱれアングラーズはあのタコちゃんが率いる軍団です。
リーダーの池さん(右)も45キロをキャッチ!比べてみると・・・小(^^;
極悪大魔王ヒポ(田原)が82キロをキャッチ!


タックル

ロッド:カーペンター大間92
リール:ステラ10000
ライン:よつあみ ウルトラダイニーマ PE6号
リーダー:ナイロン200ポンド
ルアー:
カーペンター LS65−175

ファイティングタイム:合計1時間50分(本人1時間で交代)

釣った日:6月30日

船:サンライズ

フックは口元に掛かっていた。


本人コメント

しんどかったですわ。1時間でギブアップですわ。

(かなり重度の糖尿病でもある)
これがこの男の本来の姿ですが(笑)
変態ビルダーこと小西健滋は73キロを30分でキャッチ!

ラインはなんとPE4号!


タックル

ロッド:カーペンター TBL84−22試作
リール:ソルティガ ドッグファイト スプールはGT用
ライン:よつあみ ウルトラダイニーマ PE4号
リーダー:ナイロン130ポンド
ルアー:カーペンター LS40−145試作

ファイティングタイム:30分(交代なし)

釣った日:6月27日

船:サンライズ

フックは口元に掛かっていた。
 

本人コメント

いいロッドテストができました。

どばヤンは71キロを海楽隊でキャッチ!


タックル

ロッド:Mcワークス セブンマイル825CR
リール:ソルティガ 6500
ライン:GTアバニ6号
リーダー:ナイロン170ポンド
ルアー:カーペンターBC γ90

ファイティングタイム:40分(20分で交代)

釣った日:6月23日

船:海楽隊

フックは口元に掛かっていた。


どばヤンの報告

http://www.d1.dion.ne.jp/~fishman/page130.html



本人コメント
 

19:30に食わせ、20:10にランディングしました。自分は20分で腰が痛くなり同船者に代わってもらいました。船の周り全てでマグロが湧き、何処へ投げても喰らいつく状態でした。
4本ヒットして2本はすぐばれ、もう1本はラインが擦れて切れました。25m投げたところでヒット。25m走った所で止まり、25mまでは難無く寄って来ましたが、25mラインで張り付いたように動かず、ここで腰をやられました。
その後15分位25mラインでのやり取りが続き、最後の5分でランディングに成功しました。血抜き検量71kgです。全長は測りませんでした。70Kgの魚はきついですたい。

ビールがさぞかし美味しかったでしょう。右は船長さんです。
そして青森でも!

そしてマグロフィーバーは青森でも始まった。例年なら7月中旬からだが、今年は第一波が6月上旬に回ってきた。年々早くなり、大型化しているようである。昨年は8月 10日に81.9キロがキャッチされている。

マグラーズの今会長が自己記録の55キロをキャッチ!


タックル

ロッド:SOULS キャスティングTUNA 90H
リール:ソルティガ 6500
ライン:モーリス社PE6号
リーダー:バリバス130ポンド
ルアー:カーペンター 鮪郎

ファイティングタイム:7分

釣った日:7月3日

船:太郎丸

フックは口元に掛かっていた。
非常に安定したファイトで側で見ていて安心だった。


弘前マグラーズは鮪をキャスティングで追いかけて11年目を迎える。
57歳の暴走親父(石井)も初のクロマグロをキャッチ!

ルアーはBC-γです。飛び魚パターンのときは鮪郎とBC-γが断然強い。
青森での釣りは

ランキングまで
http://www.fw-ranking.co.jp/
【最後に一言】

あとは漁業者さんとトラブルを起こさないようにと願っています。
目前のマグロより、10年後のマグロ、次世代のマグロを考えて。

あちこちで心配な出来事が発生していると聞いてます。

そのようなことは充分に注意が必要です。マナーは守りましょう。


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